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2018年6月27日 (水)

一流の素材より二流のプロ

 「一流の素材より二流のプロ」
約十年ほど前、英語学習雑誌の編集者にこんな話を聞いた。
「うちの読者はみなさん、すごくまじめなんです。アメリカやイギリスを旅行したい、留学したいと思って一生懸命、英語を勉強するんですが、どれだけやっても『まだ英語力が足りない』と思ってしまい、いつまでたっても現地に行けない。そういう人がすごく多いんです」
もはや何のために英語を勉強しているのかわからず、本末転倒も甚だしいが、これを笑う気にはなれない。

私も、たまたま大学で探検部に入ったために変な方向にそれてしまったが、
もともとの気質からいえば、こちらのタイプだからだ。
このタイプは、理想やプライドが高い。何かやるからには極めなければいけないと思っている。
二流を認めず一流をめざす癖がある。そして、理想の高さゆえに、なかなか第一歩が踏み出せない。
こういう人は頭の中でいろいろシミュレーションをするのが好きだ。
シミュレーションしすぎて、悪い想像力も働くので「強盗にあったときリスニングが悪いと命にかかわるかも」なんて思って、また英語の勉強に励むということになる。

アメリカ行きが恋愛や仕事に変わっても同じだ。
「もっと自分を磨いてから相手にアプローチしよう」とか「もっとちゃんと準備してから店を出そう」などと考える。
このタイプには研究熱心な人が多いから、知識は増える。批評眼も肥える。
やがて、いろいろと一家言をもつようになり、プライドはますます高まる。
同じ一流でも、実行しないかぎり「一流の素材」にとどまってしまうのだが、
それがまた「未完の大器」みたいな錯覚がして気持ちよかったりもする。

どの世界もやったもの勝ちである。
いくら猛練習を積んでも絶対に試合に出ない野球選手に価値はない。
一流の素材より、二流のプロのほうがずっとマシである。
最初から一流でなく二流をめざすべきとはそういう意味で、自分に言い聞かせているのである。
 間違う力  高野秀行 著  角川新書

成功者の特徴として、「行動しながら考える」というものがあるそうです。
行動するまえにあれこれ考えていると、ネガティブな考えが浮かびやすいのだとか。
やると決めたら行動し、やりながら成長していくのが良いのでしょう。

「私の夢は無価値であり、
私の計画はゴミに等しく、
私の目標達成は不可能である。
もし、行動が伴わなければ・・・」
この言葉は、「地上最強の商人」というオグ・マンディーノさんが書いた本にある一文です。

宝の地図は、それだけでは意味をなしません。
どんなに素晴らしいビジネスモデルを思い付いたとしても、
どれだけ恵まれた環境だったとしても、
ずーっとずーっと考えていたとしても、
行動しなければ、何も変わらないのです。

出会いもそう、
出て、会いに行くから出会うのです。
好きな子がいたとしても、ぐずぐずしていたら他の人と結ばれます。
宝の地図も、眺めているだけだったら他の冒険者に宝物を持って行かれるだけです。
まずやってみる!ということが大切で、行動しながら学んで行くものです。
失敗したとしても、それは経験になる。
たとえその時、恥ずかしい思いをしたとしても、
いや、恥ずかしければ恥ずかしいほど、もっと頑張ろう!自分を磨こう!って奮起するのではないでしょうか。

もし仮に、死ぬほど好きな人にフラれてしまったとしたら、確かにショックは大きいけど、
内なる炎が燃えて奮起しますよね♪
強くなろう!優しくなろう!面白くなろう!お金持ちになろう!って。
挑戦もしないで、告白もしないで、行動もしないでいたら、
傷付くこともないかもしれないけど、成長もない。
船は、港に停泊させるために造られたものではなくて、目的地があります。
ぼくらも、きっと行動しまくるために存在しているのだと思います。
小さな一歩の積み重ねでもいい。
ほんの少し、昨日の自分より誇れる自分になれるように、行動していこうと思います。
最後に、「時は今」という詩をご紹介して終わります。
___

お前はろくでなしか
いつになったらやるんだ
一体、何が起きなきゃならないのだ
そのために
家族が死ななければならないのか
会社がつぶれなくてはならないのか
ガンの宣告を受けなければならないのか
学校を出れば・・・
いい職につければ・・・
結婚したら・・・
・・・ができたら・・・
金ができれば・・・
運がめぐってきたら・・・
・・・そういって一体何年経ったんだ

(中略)
人のせいにする時は過ぎた
環境のせいだからといって
それでお前の一生が
不満でぬりたくられて
それで終わりでいいのか
親のせいにして
不満足な自分で一生を過ごすのか
何かのせいにする時は過ぎた
過去はないのだ
お前が勝手に思い出しているだけではないか
不満を改善するために・・・
自分をより成長させるために
今、この時が与えられているのだ
過去の妄想を忘れ
素晴らしい未来のために
今生きようではないか
それをするのは
他でもない
お前なのだ
その時は
『今』しかないのだよ



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