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2017年7月 9日 (日)

昔の岩手県、山村の小学校でのお話しです

岩手県のある小学校のことです。
ある日、一人の少年が、
女の子が着るような赤いシャツを着て登校してきました。
その日はとても寒く、1枚でも多く服を重ねたかったのですが、
彼の家は貧乏で、上着を買う余裕などありませんでした。
そこで、お姉さんのお下がりのシャツを、仕方なく着ていたのです。

しかし、子どもの純真さは時として残酷なもの。
「やい、あいつ女みたいな服着ているぜ。 赤シャツだ!赤シャツだ!」
同級生たちは、赤シャツの少年をからかいました。
そのとき、赤シャツの少年の悲しそうな顔を見て、1人の少年が声を上げました。
K君という名の少年でした。
「そんなこと言うなよ! 寒くなれば、シャツの色なんてどうでもいいだろう!」
からかわれている子をかばうのは、とても勇気がいることです。
少年は精一杯の勇気を奮って注意をしたのでしょう。
ただ、同級生たちはからかうことを止めません。
結局、赤いシャツの少年は泣き出してしまいました。

その翌日のことです。
声を上げた少年、K君が登校してくると、教室中が騒然となりました。
K君が赤いシャツを着てきたのです。
しかも堂々と胸を張って教室内に入ってきました。
この様子を見て、特に驚いたのは、貧乏な少年をからかっていた同級生たちでした。
驚きとともに、素直な気持ちを取り戻したのかもしれません。
「……昨日はごめんよ。悪かった」
からかった同級生たちは、二人の少年に対して、素直に謝ったそうです。

仲直りができて、ニッコリ微笑む止めに入ったK少年。
K君の名は、「雨ニモマケズ、風ニモマケズ…」の宮澤賢治でした。

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