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2017年7月14日 (金)

見てくれているか

子どもというのは、私たちが思う以上に、大人のことをよく見ています。
私たちが思う以上に、「この人は自分たちと真剣にかかわってくれるか」
「見てくれているか」ということを品定めしているのです。

私は廊下で子どもたちと会っても、日常的に自分から挨拶します。
素っ気ない反応の子もいます。
ポケットに手を突っ込んだままだったり、首を少しうなだれるだけだったり。
でも、気にしません。
声もかけます。
「風邪をひかないようにね」とか「最近どうだい?」「行事のこと、よろしくね」などなど。
とにかく、できる限りかかわりを持つようにしています。

子どもたちだけではありません。
教員たちも同じです。
校長の私が見ていることが伝われば、次第に態度が変わってきます。
 (中略)

子どもたちがこちらを見ていてくれることを信じ、
こちらも子どもたちを「見守っているよ」というメッセージを絶やさない。
教師と生徒は、互いに、「見て/見られて」の関係かもしれません。

これは、親子でも変わらないと私は思います。
いや、お互いあまり近くにいすぎてふだんは忘れていますが、
親子関係こそ、もっとも身近な「見て/見られて」の関係でしょう。
口やかましく叱ったところで、子どもは大人の思うようには動いてくれません。
それよりも、大人は子どもを見守る。
そして、見守っていることをつねに示す。
そうすれば、子どもとの信頼関係は自ずと生まれてくると思います。
  学ぶ心に火をともす 8つの教え 武内 彰 著 マガジンハウス

ある工場で、社長や重役が視察に来て実験しました。
工場の照明をもう少し明るくすれば、生産性が上がるのではないか?
すると、生産性が上がったそうです。
しかし、そのデータだけでは不十分なので、
照明を少し暗くして生産性を計ると、なんとっ!また生産性が上がったのです。
音楽を流したり、何かと実験しましたが、全て生産性の向上に役立ちました。

そして、あることに気付いたのです・・・。
つまり、
社長や重役に見られているという意識が、生産性を上げていたのでした
野球の練習に、お父さんやお母さんが毎回見に来ている家の子は、
良いところを見せようとするので、意識して練習します。結果、成果が出やすいのです。

イチロー選手のお父さんは、イチロー選手が小学校の三年生の時から中学に入るまで、学校から帰宅して日が沈むまで毎日の練習に付き添い、また練習後は毎晩イチロー選手の足の裏をマッサージをしていたそうです。
そして、中学生になって部活を始めてからは、部活の練習をほぼ毎日バックネット裏で観戦したのです。

教える立場にある人は、「見守ること」と「背中を魅せること」が大切ですね
そこにごまかしは通用しません。


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