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2016年8月29日 (月)

人には「お役目」がある

 【人には「お役目」がある】 医師、矢作直樹さん
あの人はいいなあという憧れがいつか、
「なぜあいつが」という負のエネルギーに変わることがあります。
これが嫉妬であり、嫉妬は相対感、つまり他者と比べることで生まれます。

お金、容姿、地位、立場、実績、家族、恋人、キャリア、人望など、
嫉妬にはさまざまなものがあり、その強さも大きかったり小さかったりします。
いずれにせよ、劣等感を勝手に感じ、自分を信頼していない状態です。

そこで、自分が劣等感を抱く理由、嫉妬する理由を、少し考えてみましょう。
なぜ腹が立つのか?なぜ執拗(しつよう)に避けるのか?なぜ陰口を言いたくなるのか?
自分の中にある淀(よど)んだ感情に注目し、その感情の構成要素を分解してみるのです

例えば成功者と言われ、メディアにもしばしば登場する起業家がいたとします。
実家は資産家で容姿も整い、有名大学を卒業し、
大手企業を経て独立・起業、会社は上場を果たし、
といった人物を目の当たりにして嫉妬する人は多いでしょう。
嫉妬の要素は家庭環境、容姿のコンプレックス、学歴コンプレックス、
大手企業への就職・独立起業、
上場という絵に描いたような成功者といったあたりでしょうが、人は人、自分は自分です。

私たちが、この世に生まれてきたのは「個として学ぶ」ためであり、
これが人は人、自分は自分です。
成功者と呼ばれる人にも、それをテレビで見る人にも、違うお役目があります。
自分のお役目に気づき、お役目をまっとうすることが唯一の使命です。

誰かに対して劣等感を感じるのではなく、今の自分をよくチェックしてください。
仕事は楽しいのか、恋愛は楽しいのか、親や子や友人と一緒にいて楽しいのか。
もし楽しいと感じないなら、どうすれば楽しくなるかを想像してみてください。

今の自分が楽しければ、誰かに嫉妬することもなくなり、
相対感は自然と消えるのではないでしょうか。
過去を後悔する時間があるなら、これからの生活をイメージしてください。
誰かにSNSで「いいね!」するのと同じように、もっと自分に「いいね!」できるはずです。
 《人には「お役目」があると気づけば、嫉妬は遠のく》
 『変わる 心を整え、人生を楽にする73のコツ』 ダイヤモンド社

自分と同年代の人や、年下の人が活躍している場面を見ると、嫉妬を感じる人は多い。
つい比較してしまうからだ。

しかし、人には生まれたときから定まった「お役目」がある。
お役目とは、天から与えられた使命のことであり、それを「天命」という。
お互いの天命やお役目を認めるということは、多様性を認めるということと同じ。

「人には「お役目」があると気づけば、嫉妬は遠のく」
天から自分に与えられた「お役目」に気づきたい。

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