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2016年8月 5日 (金)

スーパーマンとアンパンマンの違い

 アンパンマンの作者“やなせたかし”さんのお話です

戦争が終わると、アメリカからスーパーマンというヒーローが登場した。
テレビ放送が始まると、月光仮面やウルトラマンなども出てきた。
けれど、彼らは飢えた人を助けに行くことは全然しない。

することといえば、敵対する悪人や怪獣をやっつけることだ。
悪人は人をだましたり、殺傷したりする。
怪獣は都市を壊滅する。
そういう奴らをやっつけると正義が勝ったということになるようだ。

だが、誰のため、何のために戦っているのかは、よくわからない。
怪獣をたたきのめすときにも、町や森を破壊してしまう。
それで正義が勝ったということになる。
なんだかうさんくさい。
どんなに格闘しても、正義の側は、着ているものが破れたり、汚れたりすることがない。
それも変だ。

いろんな兵器が次々と出てきて、ドンドンパチパチと派手に火花を散らす。
それがカッコよく見えて興奮するなんて、一種の「戦争賛美」のように思える。
子どもたちの潜在意識に悪い影響が残らないかと気になってしまう。
そうした疑問から、本当の正義を行う新しいヒーローを描きたいという気持ちになっていった
 やなせたかし 明日をひらく言葉 PHP研究所 編
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「悪人を倒すことよりも、弱い人を助ける。
ぼくが望む正義は、それほど難しいことではないのです」
無敵とは、何度も何度も敵を倒す事じゃなく、敵がいない状態。
アンパンマンは、自分の顔をちぎって人に食べさせます。
困っている人を助けます。

顔をちぎって人にあげるから、本人も傷つくんだけど、
それによって人を助けることができるのです。
「そういう献身の心なくしては、正義は行えない」と“やなせたかし”さん。

そして、正義と悪の考え方もこう言います。
「バイキンは食品の敵ではあるけれど、アンパンをつくるパンだって菌がないとつくれない
助けられている菌もあるのです。
つまり、敵だけれど味方、味方だけれど敵。
善と悪とはいつだって、戦いながら共生しているということです」

人の体の中にもおびただしい数のバイキンが生きています。
そのバイキンを絶滅させるとどうなるか?
人も生きていけなくなります。
共存しながらバランスを保っている人が、健康な人といえるでしょう♪
人間関係も、人の成長も、一緒かもしれませんね(^_^)b

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